「こころざし」とは何か
私は(財)松下政経塾にて、3年間研修を積み重ねてまいりました。 政経塾で学んだことは多岐にわたりますが、一番重要なのは、「こころざし」を培ったことです。
この「こころざし」とは何でしょうか。
それは、一人一人の人間が社会の一員として生きていくうえで、心のより所となる価値観の「軸」だと思っています。
みなさんは、自分が何のために生きているのか考えたことはありませんか?
「こころざし」とは、人間が太古の昔から考察を続けてきたこの命題に対して、私たち一人一人が考え、心の中に持っておくべき人生のテーマです。 したがって、「こころざし」とはあくまでも、政治をしていくうえでの「こころざし」ではありません。私が生きていくうえでの、人生の「こころざし」であります。
そして私は、すべての日本人に、この「こころざし」を持っていただきたい、と思っています。 松下政経塾では、これまで生きてきた自らの人生に照らし合わせ、自分の内面を見つめ、「こころざし」を鍛えていくための、さまざまな研修が用意されています。哲学講座もあれば、書道や茶道もあります。人間や国家についての深い考察を求められる「人間観」「国家観」「歴史観」という論文の課題もあります。さらには、「こころざし」のプレゼンテーションが義務づけられ、厳しい審査会が待っています。 方法は政経塾のやり方だけではありません。ただ、「こころざし」を多くの人に話したとき、共感が得られるか、というのは重要なことです。独りよがりの「こころざし」や、表面的な「こころざし」はすぐに化けの皮が破れてしまいます。 私は自分の「こころざし」を皆様にお伝えすることで、より自分の「こころざし」を成長させていきたいと思います。
そして、同時に、もし私自身が「こころざし」の道を踏み外してしまいそうなと きは、皆様にご指摘いただきたく思います。



